プロサーチ株式会社 代表取締役 松尾 企晴
日本一面倒なことをする「相続遺産コンシェルジュ」お客様から絶大な信頼と感謝を頂く。その真髄とは。
お客様の「想い」や「気持ち」を形にした不動産提案。売る・買う・建てるに誘導しない公正中立性。不動産業界のあり方に変革をもたらすプロサーチ株式会社
松尾 企晴(まつお きはる)社長
「お客様」の困ったを解決
皆さんが持つ不動産業のイメージというと「売却の仲介会社」や「賃貸の管理会社」や「建設をする人、解体する人」と思われる方が多いかと思います。
しかし、不動産と言っても実は色んな状況があります。例えば相続。ただこの様な時に不動産売却相談のような売却を専門にやっている所に行くと、確実に賃貸や建築の話にならずそのほとんどが売却に持ってかれるんです。
また、賃貸を専門で行っている所に相談に行っても同様のことが起きます。売却のことも分からない、建築のこともわからないという状況が起き、結果相談先が無いという状況に陥ります。
私たちの強みは、売却・賃貸・建築問わずお客様の必要に応じてサポート出来る点です。つまり「誘導しない」というのが僕らの強みだと思っています。
さまざまなお客様から信頼される秘訣とは
まずお客さんの気持ち、考えを聞くということ。ただこれは重要であるが故に非常に大変な作業です。
ここでプロサーチとしてはお客様のことをより深く知るためにご家族全員一緒にお話するよりも個別に話を聞いていくという形をとっています。
お母さん、お父さん、息子さん、娘さん、家族内で一緒にいる時には話せない事なんかもあるんですよね、他の人を気にして。
また、個人間でお話する時に気をつけてることは、まず僕の場合は笑ってもらうことなんです。
そのためにまず自分の情報開示しないといけない。松尾企晴っていう人がどういう人かっていうのを伝えないと、向こうはずっと殻をかぶったままです。僕はこういう人です、というお話をしながら進めていきます。
仕事の話は最初にせず、趣味とか家族で良かったこととか、いろんなことから聞いていくようにしていますね。そして2回目くらいにお仕事の話なんですけど、と話し始めるような形です。
お客様から頂いた一言、「今後私たち一族のバイブルにする」
色んなお客様から「ありがとう」と言われた時、これはどれも覚えていますね。
どのお客様も本当に記憶に残っているんですが、特に印象的な出来事は今から7、8年前のお客様です。私たちは相続対策レポートというものを書くんですね、お客様の資料とか思いを聞いて、だいたい40枚から70枚くらいのレポートを書くんです。
その時にそのレポートをもとにお客様に説明をしていく中で、お客様が最後にそれを「今後私たち一族のバイブルにする」と言われたんです。そこまで思ってくれてるんだと記憶に残っています。
今後のビジョン・新たな取り組みを教えてください
お客様はもちろんですが、専門家の方々に喜んでもらえるようなサービスを考えています。
例えば今までは特化した一つの窓口で商売をしている専門家の方が多かったですが、世の中の多様なニーズに合わせていろんな資産の窓口になりたいという方が増えてきているんです。
ただ、資産の大半は不動産となります。しかし、お客様から質問されても答えられない、でも答えないとお客様の信頼を得られない。
そのようなお声をよく頂くようになったので、プロサーチとして何ができるのかを今考えています。
例えば、インターネット開いたらすぐそれらの情報が手に入るような、一つの窓口で解決できるようなサービスがあったら使っていただけるんじゃないか。今そういった視点で新しいことにトライし続けています。
お客様の想いや気持ちを形にする。その背景には松尾社長のコツコツとした努力が隠されていた。信頼され続け頼られ続ける、お客様や業界全体のことを考え新たな取り組みを推し進める姿は誰よりも輝いていた。